目的

東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指しています。なかでも、走行距離が長い商用車両での水素活用は、運輸部門の脱炭素化と水素需要の拡大のために重要であり、FCトラック・FCバスの更なる普及促進に向けて、車両導入や燃料費の支援を拡充します。 こちらは燃料電池小型トラック及び燃料電池大型トラック（総称して「ＦＣトラック）の支援事業です。

支援内容

■助成対象の要件 ・FCトラックを導入し、運用していること。 ・自動車検査証における使用の本拠の位置の住所が東京都内であること ・国等の補助金の交付を申請していること（例外規定あり） ■助成対象経費 FCトラックの運用に必要な燃料費の一部

支援規模

■基本補助 国補助等の額と合わせて同等仕様のディーゼル車両（または LP ガス車両）と同額で導入できるように支援を行います。また、水素エンジントラックの改造費用は国補助額を除いた額に2/3をかけた額に対して支援を行います。 ■上乗せ補助 以下条件のどちらかを満たす場合には、導入費支援の補助額を上乗せします。 ①５年間でFC商用車を一定台数以上純増させる計画書を提出した場合 ②都内の自らの営業所等に水素ステーションの整備または誘致を図り、商用の目的で運用する場合 ■燃料費支援 水素燃料費の実費に対して、軽油（またはLPガス）相当額との燃料費差を支援します。 【補助上限額と上乗せ補助の条件台数について】 ●FC 小型トラック 　基本補助：1300万円（大企業）、2,600万円（中小企業） 　上乗せ補助：3400万円（大企業5/10台、中小企業3台） 　燃料費：年間900万円 ●FC 大型トラック 　基本補助：5600万円（大企業）、9600万円（中小企業） 　上乗せ補助：1億1500万円（大企業5/10台、中小企業3台） 　燃料費：年間2880万円 ●水素エンジントラック （改造費） 　基本補助：1100万円 　上乗せ補助：1100万円（大企業5/10台、中小企業3台） 　燃料費：FCバスの燃料費支援は別途、水素ステーションを通して支援を実施。 ＊１ FC小型トラック・FC大型トラックの上乗せ補助の上限額は基本補助を含めた金額 ＊２ 導入計画にFC大型トラックを含む場合は５台以上、含まない場合は10台以上

募集期間

令和７年５月30日（金）～令和８年３月31日（火）

対象者の詳細

民間企業、燃料電池ごみ収集車導入自治体（東京都と協定を締結した市区町村）、独立行政法人、一般社団法人及び一般財団法人並びに公益社団法人及び公益財団法人、法律により直接設立された法人、その他東京都知事が認めるもの

対象地域

東京都

燃料電池（FC）車両導入費および燃料費への支援のお知らせ

お問い合せ

【問合せ先（事業全般に関わること）】
産業労働局産業・エネルギー政策部新エネルギー推進課
電話 :０３－５３２０－７７８２（直通）

【問合せ先（申請に関わること（FCバス燃料費支援以外）)】
東京都地球温暖化防止活動推進センター（クール・ネット東京） モビリティチーム
電話 ：０３－５９９０―５０６８

【問合せ先（申請に関すること（FCバス燃料費支援））】
東京都地球温暖化防止活動推進センター（クール・ネット東京） 都市エネ促進チーム
電話 ：０３－５９９０―５１７５